GMT-1960

1960年代の第2世代GMTの雰囲気を再現した新作「GMT-1960」。ベゼル素材を前作のベークライトからアルミインサートに変更し、青赤のペプシベゼルは経年で褪色したかのような深いヴィンテージ感を徹底的に追求しました。新たにラインナップに加わった黒単色ベゼル×黒文字盤タイプとともに、選ぶ楽しさが広がります。 

搭載するムーブメントは、シチズン傘下のミヨタ製キャリバー9075。ロレックスGMTマスターIIと同様の「時針単独操作方式」を採用した、日本製では唯一の自動巻きムーブメントです。この「トラベルGMT」は、海外旅行や出張でのタイムゾーン切り替えをスムーズにし、使い勝手の良さが魅力です。一方、国内で海外時間を確認するのに便利な「オフィスGMT」仕様を持つキャリバーNH34との違いは、用途に応じて明確に区別されます。

デザイン面では、ドーム型のプラスチック風防が高さ2mmの独特な膨らみを持ち、1960年代当時の空気感を演出。ケース径37mm、厚さ10.95mm（風防含む13mm）の薄型ケースが、クラシカルな見た目と現代的な装着感を両立しています。また、リューズガードには希少な「ポインテッドクラウンガード（PCG）」を採用。アンティークファンをも唸らせる細部へのこだわりが詰まっています。