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記事: HOW TO DYE

HOW TO DYE

ここでは実際に我々が行ったSTUDY MADEのリュックの染め過程を説明します。

準備するものは下記になります。

  1. 染料(コールダイオール2個
  2. 色止剤(ミカノール
  3. 鍋(寸胴鍋内径36cm)
  4. ボール
  5. 塩(120g)
  6. 中性洗剤
  7. カセットコンロ
  8. ゴム手袋
  9. 菜箸

鍋は大きければ大きいほど良いですが、ここでは寸胴鍋を購入。費用が掛かるのでオークションサイト等を使って安く購入。

染料はメーカーによって使用量がことなります、ここで使用した染料は20gで250gの容量を染め上げれるので、リュックの重量が530gの場合2個使用することにしました。

今回使用した染めメーカーはこちらです。

染め方の手順

1 水洗い

リュックを開き、中につり下がっている袋を取り外し、水洗いを行います。

 

2 染料を溶かす

染料40gを熱湯1リットルにいれ、しっかりと溶かします。

3 染液を作る

水を12リットル鍋に入れ、コンロでお湯にします(我々は40度程度のお湯、お風呂の温度に近い温かさにしました)。その中に、先ほど溶かした染料と塩120gを入れかき混ぜます

4 染色

作った染液の中に、水洗いしたリュックを入れます。この時かき混ぜ加減によってムラがコントロールできます。シッカリと均等に染めたいときはシッカリとかき混ぜてください。(30分程度)

5 水洗い

リュックを取り出し、水ですすぎ洗います

6 洗剤で洗う

ぬるま湯で中性洗剤を使って洗います

7 すすぎ

泡をなくすまで洗い落とします

8 色止を行う

寸胴鍋に10リットル程度水を入れ、ミカノールをキャップ5杯分入れかき混ぜ、リュックを入れて40分程度浸します。

9 すすぎ

水ですすぎ洗います

10 陰干し

しっかりと乾かします

 

※今回使用した染料メーカー様の染色動画です。上記工程は動画とほぼ同じように行いました。

 

乾かす時間を除くとおよそ2~3時間で行えました。鍋の大きさ以外は手軽に、そして想像以上に染色できたと思います。裏返しにして洗濯ネットに入れればタンブラー乾燥機も行うことが出来ました。シワ感やあたりを生み出したい方はチャレンジしてもよいかもしれません。是非、本格的なあなただけのバッグを完成させてください! 

鍋は大きければ大きいほど染めやすく、きれいに仕上がります。すこしハードルは高いですが、大きい鍋を用意頂ければと思います。

<注意点>
・染料に限らず、色材は日光堅牢度に弱いです(ご家庭で使用される場合は工業染色と異なり強い薬剤など使いませんのでより顕著です)。色褪せ時には再染色をお薦めいたします。