MADE IN JAPAN #1

ここ最近いろいろな鞄工場に伺う機会が増えてきました。
ワンダーバゲージのプロダクトは日本で生産していますが、
想像以上に国内工場が少なくなっていることに驚かされます。

鞄にはバックパックやブリーフケース、ショルダーバッグと
いろいろな種類があるのですが、工場ごとに得手不得手があります。

日本では比較的カッチリした鞄の工場は存在するのですが、
バックパックのようなナイロン製大型アウトドアタイプの生産工場はほとんど存在しません。
その状況下でバックパック類のものを作るとなると、非常に困難で探すだけでも苦労します。
実際コンタクトを取っても大体は断れられるのがオチ(国内だけで作って欲しいという依頼の場合 )で
運良く作れることになったとしても、素材やミシン等の設備の関係上できることが限定され、
思うような結果が得られず、何度もサンプルを作成することになります。

僕らのアイテムにも「グッドマンズデイパック」というモデルがありますが、
開発するにあたり工場に話を持ちかけた際、非常にむつかしい顔をされました。
そこが得意とするアイテムではなかったからです。
「それでもお願いします」と無理なお願いを通し、何度も試作を重ね、
時間をかけながら少しづつ思い描く形に仕上げて行きました。
そのアイテムはおかげさまで好評を頂き、定番のアイテムとして販売され続けているのですが、
再生産するたびにそのクオリティーが向上していくのがわかるのです。
着実に工場がバックパックを作ることにうまくなってくるのです。
そして、仕上がりも生産性も安定していきました。

ここに僕はこの国の「ものづくりの強さ」を垣間見た気がします。
日本で作ることの意味と可能性。
現在進行形のメイドインジャパンではなく、
「未来に向けたメイドインジャパン」の姿として。

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