GOODMAN’S STANDARD

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ピリッと冷たい空気が漂い、冬らしさがぐっと近づくこの季節。
クローゼットからアウターを取り出し、本格的な冬の到来に向けての
準備をしていると同時に、今年の終わりを感じるようになって来ました。

そんな中、グッドマンズシリーズに新たな仲間が加わります。
先行して発売されたのはショルダーバッグと2ウェイトートバッグ。

使い勝手は過去のモデルからのノウハウを取り入れ、
フォルムは型紙を入念に検証し、試作を重ね、
素材はバリスターナイロンのハードな素材感とヌメ革の組み合わせ、
大きさは使用シーンに合わせたサイジングとマチ設計。
これらの要素をシンプルにまとめ、作り上げたスタンダードなモデルです。

特に綺麗目なカジュアルスタイリングに合わせやすく、メルトン地などのアウターとの相性は抜群。
加えて2ウェイトートはタグを黒色に変更、オンタイム使用を意識したユーティリティの高いモデルで、
ジャケットやスーツにも違和感なく合わせることができます。

今回のグッドマンズシリーズのテーマは【GOODMAN’S STANDARD】ですが
この意味を考えたとき、単純にこれまでのノウハウと素材を
定番の形に落とし込むというだけでは意味がないと考えました。

全てが説明的で整いすぎていると、素っ気なくつまらないもの
になってしまい、使う人の姿が見えなくなります。
反面、一つの隙間でも表情を与えることで、モノに親しみや温かさが湧いたりします。

常に思うのですが、モノをつくるということは、
そこに人が存在しなければモノの意味は成さないと思っています。
人が介入することでモノに表情が生まれ、人に寄り添い、人の為のモノとなります。
そういった意味も含めた「スタンダードプロダクト」でありたいと考えました。

定番という限られた条件の中で、鞄に表情を与えること。
それらを生み出すために改めて仕様を選び、判断しました。
型紙、角の処理と大きさ、ハンドルの幅、厚み、位置関係。
人の判断が一つひとつ重なりあい、製品に表情となって現れる。

そんなに主張はしないけど、どこかで感じてくれる。
いつも持ち歩くから、安心できて本当の自分になってもらえる。
新しい場所にも一緒に連れてってもらえる。

そんな、表情をもったスタンダードな存在。
【GOODMAN’S STANDARD】の意味はそこにあると思っています。