コーティング


我々が扱っている生地の多くがナイロン製ですが、一言にナイロンと言ってもさまざまな種類が存在しています。
一般的によく聞かれるコーデュラ、バリスティック、リモンタとは生地名や会社名です。

ワンダーバゲージの採用する生地は「バリスターナイロン」と呼ばれる高番手デニールの摩耗強度の高い素材。
バリスティックという言葉自体は商標ではないので各国各社が利用されているのですが、
バリスターナイロンはその中で日本のメーカーが製造している生地名称となります。

さて、ナイロンはこの表面に使われるもので種類が分けられているのが一般的ですが、
実は本来ナイロンは生地単体ではカバンとなりません。必ず生地の裏面にコーティングが施されています。
なぜなら、処理をしなければ縫い合わせ時に生地がまとまらなくなってしまうからです。

このコーティングの種類によって物性が変わります。
一般的には「PU(ポリウレタン)加工」と呼ばれているものが多く、
透明のPUコーティングでナイロンの風合いを損なわない仕上がりとなります。
グッドマンシリーズで採用しているものはこれにあたります。
店頭などで弱撥水という表現をされている場合があるのですが、
これはこの裏面のコーティングによって水の浸透を防ぐということを意味しています。
しかしPUコーティングのみだと、やはり頼りなく防水性能という意味では機能するとは言えません。

他には「PVC(ポリ塩化ビニル)加工」と呼ばれるものがあります
いわゆるビニールを裏面に貼りつける加工です。ウレタンに比べて、厚みがあり重量を感じますが、
しかし水は一切通しません。防水面では非常に優秀です、また汚れをふき取るといったことにも強く、
部活で使うようなスポーツバッグにはPVC製が多く見られます。

つまり同じコーデュラナイロンでも裏加工によって物性が異なるということです。
その見分け方ですが、ネット上であればスペック表記から見るしかありません。
実物があるの場合はカバンを開けて生地の裏面を確認すればわかると思います。
PU加工はナイロンの表面の凹凸が浮かんで見えますが、PVC加工はそれが見えないほどになっています。
加えて、わかりにくいですが、重量もPVC加工は重くなっています。(比較するものがないと難しいです)

PVC
PVC加工の施されたナイロン生地