カバンの役割

カバンの役割にはおおきくわけて二つの要素で構成されていると考えています。

ひとつは道具としてのカバン。
ひとの生活や仕事から生まれ出た。目的あるカバン。
サイズや使い勝手を満たすことが求められています。

もうひとつはファッションとしてのカバン。
ステータスを表し、持つ人の所有欲を与えてくれるカバン。
美しさや素材感、プレミアム性といったところでしょうか。

どちらもカバンとしての役割に重要な意味を持っています。
一方は使用機能、一方は精神的機能を満たしてくれます。
数あるカバンの多くはこの二種類の要素のなかでバランスを
保ちながら様々な形となって生まれ出ています。

ですが、それがプロダクトへ明確に示されることはむつかしいのかもしれません。
サイズや使用方法、用途目的はといった機能面は作り手側から提案できるのですが、
所有欲や価値、美しさといった精神的機能は使用する人によって作られていくものだと思っているからです。

素材と使い勝手と用途をフラットに見つめ直し、今の時代にあったカバンを
提案していくこのブランドはどんなイメージをもたれていくのか。
時代に流されず、メイドインジャパンのカバンブランドとして、
新参ではありますが、少しづつ生み出していければと思っています。

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